【かぎ針編み初心者さん】くさり編みの輪から編み始める、グラニースクエア Part1
くさり編みで輪を作って、編み図の中心から編み始める方法。
かぎ針編み初心者さんにおすすめの方法です。その方法の中で、「?」となりやすいところなどを、お話ししていきたいと思います。
今回は、初めてモチーフを編む方におすすめの「グラニースクエア」で、お話をしていきます。
くさり編みの輪「輪の作り方あってる?」
くさり編みを4目編んで、1つ目のくさり編みに針を入れて引き抜くと、輪を作ることができます。「1つ目のくさり編みといってもどこに針を入れるの?」これは、よく質問されます。
最初のくさり編みの、真ん中に針をいれて、大丈夫!
引き抜く時に、確認したいことは、針にかかっている糸が3本になっていること。そうしておくことで、1段目を編む時に、とても編みやすいです。
最後の動画で、私がくさり編みで輪を作る時の、手元を映してありますので、参考にしてみてください。
ポイントは、くるっと回すこと。
くさり編みの輪「輪の中に編みつけるって?」
くさり編み4目で作った輪は、どんなに太い糸で編んでいても、「編みつける位置はここ!」と分かるほどの空間が生まれないですよね。
- くさり編みの目を拾う?
- 真ん中に針をいれてみる?
など、生徒さんからどこですか?とよく聞かれます。確かにとてもわかりずらい。
1段目の長編みは、くさり編みで作った輪の空間に、全ての目を編みつけるので、最初の1目を編みつける位置が、重要なんです。ですので、立ち上がりのくさり編みを編む前に、くさり編みで作った輪っかを確認しておきましょう。
くさり編み4目を輪にした後に、中心の空間だと思うところに針を入れてみます。そして、その空間を広げておきましょう。
くさり編みの輪「1段目を編む」
グラニースクエアでお話をしていくので、最初は長編み。(基本の編み方動画はこちら)
長編みなので、立ち上がりのくさり編みは3目ですね。(立ち上がりの目数のことはこちら)
くさり編み3目を編んだあとは、長編みを2目を、くさり編みで作った輪の中に編み付けます。
その後は
- くさり編み3目
- 長編み3目
- くさり編み3目
- 長編み3目
- くさり編み3目
- 長編み3目
- くさり編み3目
1段目の長編みは全て同じところ《くさり編みの輪の中》に編み付けます。
立ち上がりのくさり編み3目の、3つ目のくさり編みに引き抜きます。
この時、綺麗に見える引き抜く場所を、動画で説明しています。参考にしてください。
くさり編みの輪から編み始める、グラニースクエア「2段目を編む」
2段目を編み始める時
- 立ち上がりのくさり編み3目
- 繋ぎのくさり編み1目
合計4目を編みます。
その後に長編み3目を編みつける場所は、1段目でくさり編み3目を編んで、できた「角」。この時、くさり編みの目を拾う必要はありません。空間に針を入れて、くさり編みを編み包むように、長編みを編みます。
その後に、くさり編み3目を編んでから、長編み3目を編みつける場所は、「同じ角」です。この時、次の角に編み付けてしまうと、四角いモチーフが編めなくなってしまいます。
編みつける位置を確認していきましょう。
その後に、繋ぎのくさり編みを1目編んで、次の角に長編みを編みます。
- 1段目の角に2段目の角を作る→長編み3目を2回同じところに編む
- 角以外をつなぐのは、くさり編み1目
この繰り返しをしながら、2段目を編みます。
2段目の最後は
2段目の最後は、長編みが2目です。立ち上がりのくさり編み3目が、1周編み終わったところにあるので、最後の長編み1目として存在します。引き抜く場所は、立ち上がりのくさり編み3目の3つ目です。
繋ぎの1目が編んであることで、わかりにくく感じることと、下の段の角になっているくさり編みを、編みくるんでいるので、数えるはずのくさり編みが隠れていることがあります。編み地を整えて、くさり編みの数をしっかり数えてから、引き抜きましょう。
まとめの動画あるPart2は、こちらからお読みいただけます。ぜひ、参考になさって下さい。