糸が変わると難しい?
前回のレッスンで、《かぎ針編み初めてさんのためのBasic Lesson》中級を修了した、Hさん。今回のレッスンでは、上級の課題の中から、【マルチカバー】をスタートしました。
上記の写真は、マルチカバーのサンプルです。グラニースクエアを繋いでいます。
グラニースクエアそのものは難しくない
グラニースクエアそのものは、初級の課題にも出てきています。下記の写真が、初級の課題に出てくる《グラニースクエアの巾着》
マルチカバーのどんなところが《上級の課題》なのかというと、輪の編み始めで編むことのほかに
- 糸が細いこと
- つなぎ方
- フリル
の3点が課題です。
早速、糸が細いことで、編みにくさを感じた様子のHさん。できていたことが、突然できなくなったような感覚でしょうか。「ここのこういうところがポイントで…」と、お伝えすると、「そうだ、そうだ」と、グラニースクエアの編み方を思い出しつつ、もくもくと進めていらっしゃいましたよ。
グラニースクエアについて、こちらのブログにまとめてあります。
綺麗に糸処理をしたいならこれ
思い出すことの締めは、「チェーン繋ぎ」。編み終わりを綺麗に処理するためには、「チェーン繋ぎ」がおすすめです。引き抜いてから、糸処理するのとは、見た目の美しさが違います。
見えなくなってしまうような場所は、引き抜いてからの糸処理でもいいと思いますが、見える場所なら、断然「チェーン繋ぎ」。さらにいうなら、野暮ったさから抜け出したいなら、「チェーン繋ぎ」かもしれませよ。
しつこいくらい言いましたが、あとはご自身がどこまでこだわるか。あくまでも好みだということもお忘れなく。
あと1つ、気をつけたいことは、モチーフを繋いで1つの作品を作る場合、全てのモチーフの大きさを均等にすること。1枚目を常に手元において、楽しく編みためてみてください!