【サテンステッチ】のポイントは、糸の艶?
前回のレッスンで、《ハンガリー刺繍のブローチ》の刺繍をスタートした、Yさん。
先日のレッスンは、続きからスタートです。
ちょっと難しく感じていらしたのは、サテンステッチ。
私は、【サテンステッチ】を綺麗にさせると、1日気分が上がると思えるほど、難しいステッチだと思っています。
Yさんも、悩みながら、ご自宅でやり直したところもあるみたい。
その【サテンステッチ】が綺麗に見える時って、何が違うのでしょーか?
それは、『糸の艶』だと思っています。
糸の艶を出すためには、
- 糸のヨレをこまめに取る
- 均等な力で糸を引く
「この2つだけでも意識してあげると、見え方が変わりますよー。」というお話をしました。
また、ラインを刺繍するステッチと違い、面を埋めながら、輪郭ができていくので、戸惑う方も多いのです。
輪郭がうまく取れないように感じる方は、図案線の外側を狙って、針を動かしてみてくださいね。
お伝えしながら刺し進めていくと、Yさん、綺麗に刺繍を完成されました!
ブローチの仕立ては、チャチャっと。
私のキットには、よくある仕立てなので、サクッと完成です。
【サテンステッチ】、刺繍を教えている私でも、日々悩むことがあります。
悩むというより、今日の感覚いいな〜。とか、今日はサテンステッチやめておこうとか(笑)
日によって、手の感覚が違うのは当然のことですから、のんびりと刺し進めていきましょう。
Yさん、ブローチ完成の後は、ターバンの刺繍を進めてくださっています。
続きはのんびりと。
どんどんアレンジを加えていただいて、もっともっと刺繍を楽しんでくださいね。
また、レッスンでお待ちしています♪