モチーフの繋ぎ方も沼?
《目標を持って、学びは楽しく!基本はしっかりと。》そんなことを熱く語りたくなっちゃうような、とある日のレッスンの様子。生徒さんそれぞれの良いところを見つけてお伝えするのも、講師をしている私の役目だと思っているのですが、そんな気持ちもちょっと垣間見せつつ、生徒さんからの《世の中で流行っていること情報》でみんなで盛り上がりました。
初心者さんだけのお教室だから、気兼ねなく、楽しんでいただけたら嬉しいな。
良い感覚を活かすのも学び
前回のレッスンで、ふわふわの《シュシュ》を編み上げてくださった、Mさん。先日のレッスンでは、《優しいピンクッション》にチャレンジです。細編みの【段の変わり目】を悩まずにクリアされ、時々覗きに行くと、どんどん段数が増えていました。そして、仕立てを丁寧に進めていましたよ。最後の編み閉じる時に、目数が増えて、悩んでしまいましたが、正しい目数になるまで、諦めずに編み直していらっしゃいました。その頑張りがあって、ふわふわのピンクッションが完成。おめでとうございます!(拍手)
レッスン時間を残して完成しましたので、次の課題《スヌード》をスタートです。ピンクッションの細編みの時も、スヌードの長編みの時も、裏山に悩むことなく、1段目を編み進めていたのは、すごく良い感覚だと思います。
ふわふわの編み地が得意なことと同時に、とても良い感覚をお持ちだなーと、私はこっそり感動。生徒さんそれぞれの良さを活かす、お手伝いをさせていただきたいと、常々思うのです。サンプルにジャストフィットする作品を完成させることを目標にすることも、1つの学び方ですが、基本を押さえて良さをみつけるのも、学び方だと思ったりする私の想い。届くといいなー。
かぎ針編みで【ぬい活】を楽しむ
「かぎ針編みができるようになりたい!」と、初めてのチャレンジに来てくださった、Kさん。編みたいものを聞いてみると、【ぬい活】を楽しんでいて、ぬいぐるみに着せるものを作りたいのだそう。
かぎ針編みは、初めてとのこと。ストアカ(予約サイト)で、内容を決めてお申込みいただいていましたので、初めての方におすすめの《シュシュ》からスタートです。《シュシュ》を選んだ理由が【ぬい活】に関係しているのだそう。
みなさん、【ぬい活】って、知っていますか?
私は、初めて聞きました。【ぬい活】について教えていただきましたよ。私の語彙力がないので、ざっくり言うと、『どこかに出かけた時、ぬぐるみと一緒に写真を撮ったり、そのぬいぐるみに着せるお洋服を手作りしたり、小物を作って持たせてあげたりする』その過程や、写真をSNSに上げることをみなさんが楽しんでいらっしゃるみたい。それが【ぬい活】だそうです。
ぬいぐるみは、それぞれのお気に入りがあるそうですが、Kさんは【メッシュ君】
サウナハットのキャラクターだそうで、お友達がデザインされたんですって。キャラクターを生み出したお友達、すごいですよね!上記の写真には、シュシュのサンプルをマフラー代わりにつけています。こんなふうに楽しむと聞いたので、楽しすぎて体験させていただいちゃいました。
これから『かぎ針編みで、お洋服や、バッグを作って、楽しみたい!』とのこと。基本を学んで、どんどんの可愛いオリジナルを生み出していってくださいね。そのお手伝いができると思うと、わくわくします。
モチーフを編み繋ぐ
刺繍もかぎ針編みも楽しんでいらっしゃる、Yさん。モチーフを編みつなぐブランケットのモチーフを編みためていらして、先日のレッスンでは、いよいよ編み繋ぎ始めることになりました。
方向を決めて、繋ぐ位置を確認したら、繋ぐ方法のお話。《針を入れる位置と順番》を確認しながら進むことが大事なのですが、ちょっと理屈っぽい説明になるところもあり、戸惑ってしまったでしょうか。
《針を入れる位置と順番》を何度も確認しながら、4枚繋ぐところまで頑張ってみると、「ここを、こうした方がよかったかな?」など、ご自身の修正点が見つかったみたいです。素晴らしい!その調子で、楽しく編みつないでみてくださいね。完成を楽しみにしています。
ちなみにこのとじ方は、とじ針で繋ぐのではなく、編みながら繋げていく方法で、編んだモチーフを編み繋ぐのではなく、編み進めながら繋ぎます。編み繋ぐ方法は、色々あります。今回の方法は、繋ぎ方がそのままデザインになり、流れるような動きが出るので、私は大好きなのです。(下記サンプル写真)
かぎ針編みって、とても奥深い。全部覚える必要はないけれど、知りたくなっちゃう♪そんな《かぎ針編みの沼》もぜひお楽しみください・笑