細編みのお悩み
基本の編み方の1つ細編み。かぎ針編み初心者さんは、『編み方はわかるけど、これが正しいのかわからない。』レッスンをしていると、そういうお気持ちをよくお聞きします。
それもそのはず、YouTube動画では、作り方の説明がほとんどです。力加減は、人それぞれ伝え方も受け取り方も違いますしね。本は、平面でされている説明を汲み取らないといけないので、それもまた難しいかもしれません。
動画も本も共通して言えるのは、質問には答えてくれないから、「こんな感じ?」と進めていくことになる。それで楽しめれば、OK!でも疑問が残るなら、ここにシェアする内容をぜひ参考になさってくださいね。
初心者さんだけを教え続けるお教室で徹底解説しながら、生徒さんのリアルな疑問をもとに情報発信しています。
ここでは、細編みのお悩みを実際にレッスンで解決し、生徒さんが1回のレッスンでキレイな編み地に変化した内容をシェアします。
疑問の原因を知ろう
生徒さんがヘアゴムを予習の気持ちで1つ作ってくださいました。キレイに編めていたのですが、質問があるとのこと。その質問が【かぎ針編み初心者さんに共通する部分が多い】と思ったので、こちらでシェアさせていただきますね。
いただいた質問は
- 「目数が違うような…」疑問が残った
- 「ぎゅうぎゅう針を入れる感じで編みにくかった」
大きく分けてこの2つの質問。
なんかわかる。同じように思った…という方多いと思うんです。
目数が違う?
目数が違うようなと思ったら、まず正しい目数の数え方をしてみましょう。目数があっていたら、そのまま進めますよね。もし、目数が違っていたら、そのはじめて、『どこが間違っているのか』原因を探しましょう。編み直しただけだと、同じことを繰り返しちゃうことが多いですからね。
原因を知ろう
目数が変わってしまうには、色々な原因が考えられます。1目飛ばしているとか、1目めの編みつける位置が、ずれてしまっていることもあるでしょう。逆に最後に編むはずの場所に、編み忘れて減ってしまうこともあるんですよ。
人によって見落としがちなところは違うので、目数が違うと思ったら、ほどく前に原因を確認しましょう。原因がわかったら、解決を考える。
解決しよう
この時のレッスンでは、【くさり編みの数え方を正しく】変えたらクリアしました。「くさり編みの正しい数え方ってあるの?」そんな疑問も初心者さんは、みんなお持ちじゃないかな。
「あるんですよ!正しい数え方。」参考動画はこの記事の最後にまとめておきますね。
編みつける位置や、編み忘れるなどの原因がある場合は、クリップ式の印をつけるのも解決策の有効手段です。編み始めの位置は、細編みなら、1段の最後の細編みの頭に印をつけておくと、次の段の最初に編むところになります。
編み終わりの位置を見落としがちなら、段の最初の細編みの頭に印をつけておくと、次の段の編み終わりの位置になるので、わかりやすくなりますよ。
もし、目数が増えているのなら、どこかで同じところに2目入れている可能性があるので、密集しているところがないか、確認してみましょう。密集箇所があったら、その部分までほどけばOK!一気に解いてしまったら、全部編み直さないといけないですしね。
きつくて編みにくい
【ぎゅうぎゅう針を入れる感じ】で編みにくい…このお悩み、すごく多いです。針を入れにくいのは、編み方がキツすぎます。
この場合、
- 針にかかっている糸の輪っかの大きさ
- 針に2本の糸がかかった時のに揃えた糸の高さ
- 引き抜いた後に糸を引っ張っていないか
原因は色々。
左手の糸のかけ方が原因の場合もあるんですよ。左手は、ほとんど力が入っていせん。針の動きだけで、糸が動いている感じ。ご自身の編み方、ぜひチェックしてみてくださいね。
引き抜きにくくて編みにくい
「引き抜きにくい」という編みにくさの方もいらっしゃいます。その場合は、針の動かし方に原因があることがほとんどです。針の動きが合っていて引き抜きにくいのなら、糸が割れやすいタイプかもしれませんね。こればかりはどうにもならないので、のんびり編みましょう!
細編みのお悩みまとめ
かぎ針編み初心者さんなら、1つは同じお悩みを感じたことあると思います。ちょっとのお悩みをしっかっり解決していくと、編みたいものを編んだ時に、キレイに編めるようになっていると思いますので、ぜひ最初に疑問を解決していってくださいね。
細編みの編み方はこちらのブログを参考にしてみて。
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参考動画
目数の数え方
針の持ち方・動かし方
左手の糸の掛け方
綺麗な細編みの秘訣