
【かぎ針編み初心者さん】くさり編みの輪から編み始める、グラニースクエア Part2
糸と針を通して笑顔をとどける。ハンドメイド講師 くりもと えみこです。
かぎ針編み・刺繍を中心に初心者さんに寄り添い「糸に触れる優しい時間」を伝えるハンドメイド教室「ドゥジャンテ」を主宰しています。
今日のカテゴリーは、「かぎ針編み」
くさり編みで輪を作って、編み図の中心から編み始める方法
かぎ針編み初心者さんにおすすめの方法のお話です。
その方法の中で、「?」となりやすいところなどを
【かぎ針編み初心者さん】くさり編みの輪から編み始める、グラニースクエア Part1(Part1をまだ読んでいない方はこちら)から書いています。
今回はPart2として、続きをお話ししていきたいと思います。
初めてモチーフを編む方におすすめの「グラニースクエア」で、お話をしています。
奇数段の立ち上がりのくさり編みを編む前のこだわり
せっかくなので、私の小さなこだわりをご紹介してみます。
奇数段(3段目以降)を編み始める前に、足元の空間に引き抜きます。
「偶数段で引き抜き編みしたよね?」と思われるかもしれません。
ただ…引き抜いた部分は、最後の長編み3目の上にあるんですね。
そのまま、立ち上がり3目を編むよりも、空間に引き抜いてから編むと、編み上がった時に模様が綺麗に出ます。
難しいことではないので、ぜひ奇数段を編み始める前に、空間に引き抜いてみてくださいね。
「3段目を編む」くさり編みの輪から編み始めている、グラニースクエア
2段目の編み始めは、くさり編みを合計4目編みました。
それは
- 立ち上がりのくさり編み3目
- 繋ぎのくさり編み1目
でしたが、3段目はくさり編み3目でスタートします。
これは立ち上がりのくさり編みです。
そのまま足元に長編みを2目編みます。
段数が増えると、角以外に長編み3目を編む回数が増えていきます。
長編み3目のまとまりと、まとまりの間は、繋ぎのくさり編み1目を編みます。
【奇数段・偶数段】最初のくさり編みと最後のこと
奇数段と、偶数段は、編み始めが違うことに、気がついてもらえましたか?
- 最初のくさり編みの数
- 次の長編みを編みつける位置
最初のくさり編みの数
- 奇数段→3目
- 偶数段→4目
長編みを編みつける位置
- 奇数段→足元の空間
- 偶数段→隣の空間
これは、段数を重ねても変わりません。
そしてもう1つの違いは…1周編んだ最後
- 奇数段→長編み3目と繋ぎのくさり編み→引き抜き編み
- 偶数段→長編み2目→引き抜き
立ち上がりのくさり編みの後に、長編みを編みつける位置が違うので、最後も変わります
グラニースクエアで大活躍のくさり編み
- くさり編みの輪
- 立ち上がりのくさり編み
- 繋ぎのくさり編み
この3つと長編みで完成します。
グラニースクエアは編めるようになるために知っておきたいことは
- 規則的に進む
- 規則的に増える
ということです。
編み終わりのくさり編みのこと
奇数段で終わる時、最後に繋ぎのくさり編みをして、引き抜くことになりますよね。
そこを少しこだわってみると…という内容を、ここで少しお話ししてみます。
めんどくさいわ〜と思うわれる方は、引き抜き編みで終わりにしてくださいね。
今回は、偶数段で編み終わる時のことは、ちょっと横にお置いておいておくことにします。
奇数段で編み終わる時、最後のくさり編みを編まずに、糸を切ります。
通常通り、とじ針に糸を通します。
立ち上がりのくさり編み、3つ目に後ろから針を入れて、糸が出ているところに戻るチェーン繋ぎで閉じます。
針が裏に行ったら、糸を絡めてから切ります。
詳しいやり方は、動画に載せたので、参考にしてください。
【まとめの動画】くさり編みの輪から編み始める、グラニースクエア
- 【かぎ針編み初心者さん】くさり編みの輪から編み始める、グラニースクエア Part1(Part1はこちら)
- 【かぎ針編み初心者さん】くさり編みの輪から編み始める、グラニースクエア Part2
2つの記事に書いたこと動画でまとめましたので、参考にしてみてください。
かぎ針編みのレッスンのこと
・生徒さんの声は、こちら
かぎ針編み初めてさん、初心者さんが気軽に楽しく参加できるレッスンは、下記をご参照ください。
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