かぎ針編み初心者向け「簡単なコースター」の作り方
『初心者でも、どこでも編めるアイテムを教えてください!』というご要望をいただいたので、簡単で可愛いコースターをご紹介します。基本の編み方4つのうち、2つだけ使います。ぜひ、作ってみてくださいね!
かぎ針編みに必要な道具
何を作る時も変わらないのは、下の4つです。コースターは、この4つがあれば完成できます。
- 毛糸(今回の使用糸:ハマナカオーガニックコットンポーム)
- かぎ針(今回使用号数:5号針)
- とじ針
- はさみ
かぎ針初心者向けコースターを編む時の【糸の選び方】
コースターは、コットンの糸がおすすめです。今回使用した糸は、ハマナカオーガニックコットンポームです。柔らかくて、ナチュラルな風合いに仕上がります。
他に、ウォッシュコットンもおすすめです。とても、編みやすく、シャキッとした仕上がりになります。
お手元にコットンの糸があれば、ぜひ使ってくださいね。糸は、5g使いました。必要量の参考にしてください。
かぎ針初心者向けコースターで使う【基本の編み方】
今回、紹介する【かぎ針初心者さん向けコースター】で使う編み方は、【くさり編み】の【細編み】の2つだけです。かぎ針編みの基本の編み方4つのうち、2つの編み方だけでシンプルで可愛いコースターが出来上がります。
かぎ針編みを始めたばかりの方は、下記の動画を参考に、編み方を練習してみてくださいね。
くさり編み
細編み
かぎ針初心者向けコースターの【編み方】
くさり編み:15目
1段目は、裏山を拾って細編み
2段目〜15段目:細編み
細編み15段編めると、ほぼ正方形になると思います。
縁取り;左側面から縁取りを始める
細編み1目→くさり編み3目→1段分飛ばして、細編み1目くさり編み3目→合計7回繰り返す
角:くさり編み3目してから、作り目の1目めを拾って細編みする
7回、同じことを繰り返す。
この繰り返しをして、4面縁取りをする
縁取りが終わったら、編み始めと、編み終わりの糸をとじ針で処理する
かぎ針編みのコースター【編み図】
注:16段目は縁取りです。縁取りは、後半の2辺分の編み図を省略しています。
かぎ針初心者向けコースター【仕上げ方】
糸処理が終わったら、スチームアイロンをかけるか、洗濯しちゃいます。
かぎ針初心者向けコースターを編む時の【コツ】
細編みをゆったり編むと、ふんわりと、厚みのあるコースターに仕上がります。ぎゅうぎゅうに編むと、固く薄べったいコースターになってしまうので気をつけましょう。
また、側面を拾う時は、縁だけ見るとわかりにくいので、細編みの段を確認しながら編んでみましょう。縁取りをする時のくさり編みは、きつめに編むとループがはっきりしてキレイです。
かぎ針編みのコースター【お手入れ方法】
使用した糸に合わせてお手入れをしてください。コットンの糸でしたら、ざぶざぶ洗います。(私はネットに入れて、洗濯機で洗います。)ウールの糸などで編んだ場合は、洗濯をすると縮んだり、フェルトのようになるので、あえてフェルト化させる時以外は、選択をお勧めしません。糸の素材によって、お手入れ方法を変えてくださいね。
かぎ針初心者向けコースター【まとめ】
基本の編み方2つだけで完成する【かぎ針初心者向けコースター】いかがでしたか?基本の編み方は組み合わせ次第で、シンプルで可愛い編み地が出来上がります。
今回の編み方で、サイズを変えると(作り目30〜50目くらい)ハンカチとして使える大きさになります。毛糸によって使用感は異なりますが、私はふわふわの使い心地が好きで、編んだハンカチを好んで使っています。編むことが楽しい方は、使えるものになるといいですよね。ハンカチは何枚あってもいいものだと思うので、ぜひ大きなサイズにもチャレンジしてみてくださいね。
まずは正しく編めること、編み地の強弱をつけられるようになることなど、気をつけて色々な作品にチャレンジしてみてください。