かぎ針編み初心者さん《編み始め》お教室で伝えている方法
1本の糸を輪にして、そこから編み始めるのが、《かぎ針編み》
中心から円を描くように編み始めたり、1本のくさり編みから楕円形に編み始めたり、編み始めの方法は色々あります。その中で1番出番が多いのは、平に編む時の編み始めだと思います。平で四角く編めたら、組み合わせは無限です。そのために必要な編み始めを、この記事で説明します。
糸の掛け方
最初に左手に正しく糸をかけましょう。手のひらを自分に向けて、糸端を右手で持ち、小指の後ろ→薬指と中指の前→人差し指の後ろを通します。
そのまま、糸端を自分に向けて倒してきます。糸端から15cmくらいのところを中指と親指で持ちます。この15cmの糸は、後で糸処理をします。あまりに短すぎると、とじ針を動かしにくくなるので、注意しましょう。時に、後で閉じる時に使うことがあります。作品を作る時には、必要に応じて長めに残します。
針の動かし方
左手の人差し指と、親指の間の糸の後ろに針を持っていきます。
手前の下から向こう側へくるんと、針を動かします。糸がクロスするので、クロスした部分を左手の中指と親指で持ちます。
手前の左下から針を動かして、糸を針に引っ掛けます。針先のかぎ部分を下に向けて、針にかかっている糸の輪の中に通します。
そうすると、輪っかができます。
この輪っかから編み始めるのですが、この輪はゼロ目です。次から1目と数えます。
かぎ針編みの編み始めの動画
YouTubeのショート動画です。