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初めて刺繍する時に揃えたいお道具(+布と糸)

#刺繍#刺繍の基本#刺繍初心者

刺繍に興味を持ったら、どうしたら始められるか悩みますよね。必要なお道具そのものは、少ないのが刺繍です。始めやすいハンドメイドといえます。

ここでは、布に描いたデザインの線に添って刺繍する「フランス刺繍を始める時に必要なもの」をまとめておきます。

初めて刺繍する時おすすめの「布」

布

布は、薄すぎず、厚すぎず。柔らかすぎず、硬すぎず、適度に張りがあるもの。布目が粗いものを選ぶと図案通りにさせない。刺繍しにくい。など感じます。布目は少し詰まった感じがおすすめです。

生地の種類で言えば、ツイル・シーチングあたり。素材はコットンがおすすめです。慣れるまでは、無難なものを選ぶといいでしょう。

刺繍を始める時に必要な布は、適度な厚みと、適度な柔らかさ。プラス布目が詰まり気味のものを選ぶ。

初めて刺繍する時おすすめの「刺繍糸」

刺繍糸

刺繍糸は色々な種類があります。太さだけでも、25番刺繍糸、5番刺繍糸、8番刺繍糸と種類があります。そのほかに素材が、リボン・ウール・ラメなど、色々あります。

フランス刺繍なら、まずは、25番刺繍糸を選びます。近くに手芸店があればDMC刺繍糸がお勧めです。手に入りやすく、布通りが良く、発色も綺麗。たかが糸と思いがちですが、メーカーさんによって質感が違います。

刺繍を始める時に必要な刺繍糸は、DMC25番刺繍糸で好きな色を数色選ぶ。

初めて刺繍する時に揃えたいお道具「刺繍針」

刺繍針って必要なの?縫針と何が違うの?と、最初は疑問に感じる方もいらっしゃいますよね。

「長い針穴」「尖った針先」で、刺繍糸を使って、目の詰まった布に、刺繍するときに使うのが「フランス刺繍針」です。

100円Shopで購入すると、長い針と、短い針の2本セットが多いようですが、刺繍針を購入するなら号数がセットになっているものがおすすめです。

刺繍を始める時に必要な刺繍針は、数種類の針の号数がセットになっているものを選ぶ。

初めて刺繍する時に揃えたいお道具「刺繍枠」

なくても刺繍はできるのですが、あると刺繍がしやすいので、1つ持っておくことをおすすめします。

刺繍枠の種類

手に持って刺繍をするタイプは ワンタッチ刺繍枠と、ネジ止めの刺繍枠があります。

ネジのないバネでハメるワンタッチ刺繍枠は、ネジ部分の出っ張りがないので、糸の引っかかりを気にすることなく刺繍が進むので初心者さんにお勧めです。ねじ式の刺繍枠に比べると、布の張り具合が少し弱めです。(2023年現在、あまり出回っていないみたいです。)

ネジ止めのタイプは、しっかりと布を張ることができる点で、刺繍がしやすいです。ただ、刺繍している最中に、糸がネジに引っかかりやすいので注意が必要です。

刺繍枠の素材

素材はプラスチック製と木製があります。プラスチックは、色が可愛い!好きな色をお道具に取り入れたい方におすすめです。ただ、少し布が滑りやすいでしょうか。

個人的には、木製がお勧めですが、手芸店以外で安価なものを購入すると、素材がちょっと残念だったりするので注意が必要です。

刺繍枠の大きさ

また、刺繍枠は大きさが色々あります。手の中にすっぽりとおさまる10cmくらいが、刺繍をしていて疲れないのでお勧めです。(手に持って刺繍する場合)刺繍の面積が広くても、ずらしながら刺繍をしていけば大丈夫です。

刺繍を始める時に必要な刺繍枠は、刺繍枠10cmを選ぶ。

初めて刺繍する時に揃えたいお道具「チャコペン」

直接刺繍する線を布に書いたり、図案の書き足しなどに使うチャコペンは、布の色に合わせて持っておくといいしょう。と言っても、薄い色の布を好む方は、青。濃い色の布を好む方は、白。刺繍が終わってから消すことも考えて、選ぶときは消し方をチェックしておくことをお勧めします。

刺繍を始める時に必要なチャコペンは、青と白を選ぶ。

チャコペンのことをお話ししたブログはこちらから

あると便利「刺繍用の糸通し」初めて刺繍する時に揃えたいお道具

刺繍糸を刺繍針の針穴に通すのに、なかなか通らず困る時、とても便利な糸通し。一般的なお裁縫道具に入っているタイプの他に、刺繍糸専用の糸通しがあります。

糸通しがなくても通す方法を下記の動画で紹介していますが、それでも通らない、「イラッとを解決」してくれるので、1つ持っておくといいですよ。(糸通しは、消耗品です。丁寧に扱ってあげると少しでも長持ちします)

刺繍を始める時に必要な糸通しは、エンブロイダリースレダーを選ぶ。

初めて刺繍する時に揃えたいお道具(+布と糸)〜まとめ〜

使いやすさなどを除いて、まず刺繍をしてみようと思うのであれば、100円Shopでお道具は揃います。最初から、お道具を揃えることに抵抗がある方は、安価なもので揃えてみてください。刺繍が楽しいな〜と感じたら、ご自身の好みや、使いやすさなどを考えながら、ひとつずつ揃えていくのも楽しい時間です。

最初から揃えて、たくさん刺繍したい!と言う方は、この記事でご紹介したお道具を参考にして揃えてみてくださいね。

刺繍のお道具

布は、適度な厚み、柔らかさ、布目
刺繍糸は、DMC25番刺繍糸
刺繍針は、セット
刺繍枠は、刺繍枠10cm
チャコペンは、青と白
糸通しは、エンブロイダリースレダー

プラスα

刺繍枠は手に持つタイプと、スタンド型のタイプがあります。また丸い枠のタイプが一般的ですが、布の上下を引っ張って布を張らせることができる、四角いタイプもあります。そして、作品の額として使用するタイプの刺繍枠があり、大きさも形も様々です。

刺繍したあとに何に仕立てるか、お気に入りの刺繍枠に布を張って飾るなど、楽しみ方は人それぞれ。

「刺繍枠」と検索するだけで、わくわくできるほどたくさんあるので、時間のある時にぜひ、刺繍道具を検索してみてください。初めて刺繍する時に揃えたいお道具(+布と糸)を手元に、ちくちく楽しい刺繍時間を過ごしてくださいね!

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この記事の著者

くりもと えみこ

30代後半にキャリアを模索する中で出会った かぎ針編み・刺繍に魅せられ、技術を習得。手芸の魅力を一人でも多くの人に伝えるため、講師として活動を開始。自宅の建て直しをきっかけにアトリエを持ち 45歳から始める習い事 初心者専門教室「ドゥジャンテ」主宰。
埼玉県富士見市の自宅アトリエを拠点に、かぎ針編み・刺繍の 対面レッスン、オンラインレッスンを開催する。「レッスンを受けると元気になる」と明るい雰囲気作りに定評がある。「初心者があきらめずに楽しむ」をコンセプトに癒やされる時間・心地良い空間を大切にしている。

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