嬉しい誤算

生徒さんからの質問って、「そこか！」と、疑問のポイントを指し示してくれます。それを意外な方向から、じっくり聞いている方がいらしたり、黙って頷いている方がいらしたりする。なんだか、私的に楽しい光景が広がっています。

すでに緩やかに進めていますが、生徒さんから多くいただく質問には、ブログで解説をしていきます。文字と写真、時々動画を使うかな。どうしても直接お伝えすることには負けちゃうので、復習用です。生徒さんの熱意に、私も頑張って応えます！

刺繍で最高のプレゼント

「刺繍を趣味にできたらいいな」そんなお気持ちをお持ちだという、Hさん。お申し込みくださったのは、ストアカに掲載中の「刺繍を始める時に最初に受けて欲しいワークショップ」です。こちらは、《チェーンステッチ》でイニシャルを刺繍して、バッグチャーム作ります。ステッチがひとつ学べて、作品がひとつ完成します。作っている間に、刺繍の糸や、お道具のことなど、可能な限りお伝えしています。

ステッチの縫い方を説明したら、すいすい刺し進めていらっしゃいました。とても細かくステッチできる、【良い個性】をお持ちみたい。すごーく早く、イニシャルチャームが完成しましたよ。

お時間がありましたから、《ミモザの刺繍ブローチ》のキットを追加されました。こちらのキットは、《フレンチノットステッチ》と、《バックステッチ》の2種類を使います。図案を写し、2種類のステッチをお伝えするところまで進みました。

1日で、3つのステッチをお伝えしましたが、パンクしていないかしら？楽しく、作っていただけたら嬉しいな。レッスン中、終始楽しそうにされていたのが、とても印象的。完成したら、お母さま、おばあちゃまへプレゼントする予定なんですって。楽しく作った作品は、最高のプレゼントになりそうですね。

ご参加くださって、『刺繍を趣味にするきっかけ』になったかな。これから、のんびりお家で、刺繍時間を楽しんでくださいね。

かぎ針編みの楽しさに触れて

「編み物は初めて。」という、Eさん。『赤ちゃんのものを作りたい』という目標があるそうなんです。子育てで、お忙しい中にご参加くださっているので、〔2時間のレッスンで沢山習得〕したいというお気持ちは、痛いほど伝わってきましたよ。ご参加くださる方は、多かれ少なかれ、みなさん同じ気持ちをお持ちだと思います。

ただ私が何も説明せずに、難易度の高いキットにチャレンジをして、「かぎ針編みは難しい」と、感じてほしくない。ですので、お話をしながら、【かぎ針編みを体験】するのか、【難易度の高い作品にチャレンジする】のか悩んでいただきました。ご本人のお気持ちが、何よりも大事です。

そして、【かぎ針編みを体験】する《シュシュ》を選択された、Eさん。左手の使い方に苦戦しながらも、挫けずに編み進めてくださいました。後半慣れてきた様で、「黙々と出来て楽しい♪」とおっしゃっていましたよ。0からスタートすることで、かぎ針編みの楽しさに触れていただけたみたい。とても嬉しいです。楽しい成功体験をきっかけに、目標に向かって少しずつ、チャレンジできるといいですね。陰ながら応援しています。

目標は原動力

スヌードを頑張って編んでいる、Tさん。1つ目のスヌードを編み進めながら、違う色で2つ目のスヌードを、お家で編み始めてくださっていました。その２つ目の編み地が、すごーく良くなったんです。何が良いって、【ゆるく、均等】に編めていました。1つ目と比べて、すごく変わったんです。

前回のレッスンでご一緒だった、Mさんの綺麗に編めていたスヌードが、すごく良い刺激になったそうで、『私も頑張ろう！』って思ったそうなんです。Tさん、Mさん、お二人に拍手。Tさんの前向きな姿勢、素晴らしいですよね。「お母さんにプレゼントする」という目標が、原動力になっているのかな。年末に帰省した時にプレゼントするそうなので、もう少し！頑張って♡

生徒さん完成作品

レッスン中にTさんは、ご自分用のスヌードを完成することができました。今までにスヌードを編んだことのある方は、下の写真を不思議に思うかもしれませんが、《嬉しい誤算》がありまして、フリルになりました。それがね、可愛いんですよ。私は、【年明けにサンプル作ろう】と、企んでおります(笑)みんな、楽しみにしていてね♪