かぎ針編み超初心者が、最初に知りたい《編み方》
かぎ針編みに興味を持ち、チャレンジしてみたいなと思ったら、ぜひこの内容を参考にしてください。最初は難しく感じることが多いと思いますが、基本を覚えるとすごく楽しい編み物です。
かぎ針編みとは?
手編みの技法のひとつで、先端が鍵のようになっている1本の針を用いて、編み地を編みんでいく方法です。ポーチやバッグ、編みぐるみなど、立体的な小物を編むことに向いています。また、かぎ針編みだからこそ編めるモチーフも、魅力です。
かぎ針編みに必要な道具と材料
かぎ針編みを始めるために必要な道具や材料は、
- 毛糸
- 毛糸の太さに合った号数のかぎ針
- とじ針
- はさみ
その他は、作るものによって変わります。
初めてかぎ針編みにチャレンジするのでしたら、ウール100%の並太の糸と、かぎ針6号をおすすめします。編み方を覚えたら、色々な糸や針の太さを楽しめると思います。
かぎ針編みの基本の編み方
絶対覚えたい3つの編み方と、作品作りの幅を広げていく、2つの編み方をご紹介していきます。
くさり編み
まずは、くさり編み。何を作る時も必ず必要な編み方です。色々な役割を持つ、重要な編み方。下の動画を見ながら、たくさん練習しましょう。
くさり編みの役割などを詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
細編み
次に編めるようになりたいのは、細編み。細編みだけでも十分、色々な作品が編めますよ。1段目と、2段目以降は、編み付ける位置が変わるので、下の動画を見ながら練習してみましょう。
細編みの編み方だけを詳しく解説した記事は、こちら。
細編みの段数の数え方を解説した記事は、こちら。
長編み
絶対覚えたい編み方の3つ目は、長編み。細編みよりも高さが出ます。模様編みに多用されるので、編み方をしっかり覚えておきたいです。引っ掛けたり、引き出したりを繰り返すので、下の動画をよく見て練習してみましょう。
中長編み
作品の幅を広げるために、覚えておきたい編み方のひとつ、中長編み。細編みと、長編みの真ん中の高さほどの編み地になります。細編み→中長編み→長編みといった順番で編み地を作ることが多くあります。最初は、編み方と編み方の名前が混乱するかもしれませんが、中長編みは基本の編み方なので、下の動画を見て覚えておきましょう。
引き抜き編み
もうひとつ知っておきたい編み方が、引き抜き編み。編み地というよりも、《縁》をとったり、《ここでは必須》といった役割を持つ【かぎ針編みのルール】の中で欠かせない編み方のひとつです。下の動画で確認していきましょう。
かぎ針編みでコースターを編んでみよう
こちらの記事のコースターが、【基本の編み方】くさり編みと細編みの2つだけでできるので、とてもシンプルです。ぜひチャレンジしてみてください。
かぎ針編みを始める時のポイントまとめ
かぎ針編みは、色々な編み方があります。この記事でご紹介した、5つの編み方のほかにもたくさんあり、1つの作品を作る時には色々な編み方を使います。最初から本を見て作品にチャレンジすると、たくさんの基本が入り混じっていて、混乱します。なので、「自分には向いていなのかな?」と挫折しがちです。それはとても勿体無いので、ご紹介した5つの編み方だけでもマスターしてから、色々な作品作りにチャレンジしくださいね。
チャレンジする作品の難易度を聞かれることがありますが、5つの編み方をマスターしてから、初心者向けの本にチャレンジすると良いと思います。編み方を覚えることができたら、とても楽しいハンドメイドです。ぜひ焦らずじっくり進んでくださいね。