【かぎ針編み初心者さん】《コースター》の作り方Part.1→細編みとくさり編みだけでできちゃう
お教室をしていると、「コースターみたいな簡単なものから編める様になりたい」というお話をいただくことがあります。
また、「四角く編めない」や「コースターは、難しい」と、悩んでいる方もいらっしゃいます。
今回ご紹介するのは、かぎ針編み初心者さんも四角く仕上がりやすく、たった2つの編み方だけで編める《正方形のコースター》
仕上がりサイズは、8cm×8cmです。(同じ糸と針を使った時の目安にしてください)
編み図や、基本の編み方動画、文章で説明をしました。
ぜひ参考にして、楽しくコースターを編んでくださいね。
《かぎ針編み初心者さんのためのコースター》に使う、材料とお道具
- 毛糸
- かぎ針
- とじ針
- はさみ
今回は、ハマナカ ウォッシュコットンを使いました。かぎ針は、5号を使用しています。
編み図だけ知りたい!という方は、目次から《編み図》に飛んでくださいね。
また、文字の解説だけ知りたい方は、目次から《文章で編み方を解説》に飛んでください。
かぎ針編みを始めたばかりで、丁寧な写真付き解説が必要な方は、このまま読み進めていただけたら大丈夫です!
《かぎ針編み初心者さんのためのコースター》に使う、基本の編み方動画
くさり編み
細編み
写真と文章で解説する編み方《かぎ針編み初心者さんのためのコースター》
作り目は、【くさり編み】20目です。
1段目は、立ち上がり1目したあと、裏山を拾って、【細編み】をします。
↓ 細編みを1段編み終わったところです。
2段目からは、まず最初に立ち上がりの【くさり編み】1目をして、【細編み】1目します。
その後、【細編み】1目と【くさり編み】1目を9回繰り返します。
最後は【細編み】1目して、次の段に進みます。
写真は、2段目を編み終えたところです。
最初に立ち上がりの【くさり編み】1目をして、【細編み】1目した後、もう1目編む【細編み】は、下の段の【くさり編み】を編みくるみます。
写真は、【くさり編み】を編み包んだ状態です。そのまま繰り返します。
数段編むと、模様になってきているのがわかります。
16段目まで同じことを繰り返します。
↓ 16段目まで、編めたところです
17段目は、下の段の【くさり編み】を編みくるみ、【細編み 】の頭を拾いながら、【細編み 】を1段編みます。
17段目が編めました。
18段目は、細編みを1段編みます。
18段目の最後は、角に目数を増やす分と、側面の分の【細編み】合わせて3目多く編みます。
側面は、1段ずつ【細編み】をしながら進みます。
側面を編む時は、細編み1目を編みくるんでしまって、OKです。
側面の最後は、【細編み】を2目増やします。
作り目のところは、1目ずつ拾って、【細編み】を編みます。
キツくて、拾いにくいと思いますが。針に2本しっかりかけて編み進めましょう。
角まで来たら、【細編み】を2目増やします。
側面を編んで、最後に【細編み】を2目多く編んだら、糸処理できる長さ分の糸を残して、切ります。
編み始めの糸をとじ針に通して、糸処理をします。
最後の段の【細編み】の足元を使うと綺麗に閉じることができます。
編み終わりの糸をとじ針に通して、同じ段の最初の目に、裏から針を入れます。
最後の目の糸が出ているところに針を戻します。
同時に編み時の裏側に針を持っていきます。
編み始めの糸の糸処理と重ならない様に、場所を選んで、糸処理をします。
ここまでできたら、スチームアイロンで、編み地を整えてあげましょう。
コースター完成です!
同じウォッシュコットンの、グラデーション糸でも編んでみました。
編み図《かぎ針編み初心者さんのためのコースター》
楕円形は、くさり編み、×は、細編みです。
文章で編み方を解説《かぎ針編み初心者さんのためのコースター》
①作り目:【くさり編み】20目
②1段目:【細編み】
③2段目〜16段:立ち上がりの【くさり編み】1目→【細編み】1目→【細編み】→【くさり編み】×9回→【細編み】1目
*3段目以降の【細編み】は、下の段の【くさり編み】を編みくるみます。
④17・18段目:細編み
*17段目以降の【細編み】は、下の段の【くさり編み】を編みくるみます。
⑤角に細編み2目を追加しながら、1周する。
⑥糸処理をする。
⑦完成!
ぜひ、楽しみながらチャレンジしてみてください。
色々な形のコースター
他の編み方で作るコースターを下記の記事でご紹介していますので、併せてご参考にしていただけたら嬉しいです。
丸いコースターは、こちらの記事。
お花のような形のコースターは、こちらの記事。