かぎ針編みは、「くさり編み」が重要
くさり編みは、かぎ針編みの編み方の中で、1番簡単ですよね。なので、あまり重要と思われていないのですが、何を作る時も必ず出てきて、かなり重要な役割を果たします。調整ができると、とてもキレイに仕上げることができるのです。
きつい編み方に慣れると、ゆるく編むことが難しく、揃わないと感じたり、キツく編んだ方が、綺麗に編めていると、勘違いされることがたくさんあります。
実は、くさり編みが重要な場面って、すごく多いんです。とう言うかいつも重要。
なので、この記事で重要性を少しお話ししておきたいと思います。
初めてかぎ針を持つなら、「くさり編み」から
くさり編みだけで、十分 可愛い作品が作れます。
かぎ針編みにチャレンジしたいと思ったら、最初はくさり編みに慣れることが大切です。
初めてかぎ針を持つ方から、「何から始めたらいいのかわからない…」と、よく聞くことから、立ち上げた講座があります。
先日ご参加くださった方が、かぎ針を初めて持つということで、↑の講座で、シュシュを作ってくださいました。
丁寧に編むくさり編み
少しでもチャレンジしたことがある方は、サクサク〜と編むことができるくさり編みです。
そのくさり編みを丁寧に、
- 右手→かぎ針の動き
- 左手→糸の持ち方
- 編み地→大きさが均等
などを考えながら編むのは、初めてだからこそ。とても大事な時間です。
まずは、「左右の手の動き」に慣れましょう。
くさり編みが、平面編みでも重要な役割
平面を編む時の、つまずくポイントをまとめておきましょう。
- 立ち上がりのくさり編みの数
- 最初に拾う目の位置
- どこまで拾うか
この謎々みたいな、「かぎ針編みのルール」と、「くさり編み」がとても大事です。
立ち上がり「くさり編み」の目数
- 細編み→くさり編み1目
- 中長編み→くさり編み2目
- 長編み→くさり編み3目
- 長々編み→くさり編み4目
と、いった感じで、くさり編み1目ずつ増えていきます。
これはくさり編みで、編み始める位置を、編み地の高さに合わせるため。
くさり編みで、高さを揃える?
くさり編みの大きさによっては、
- 立ち上がりのくさり編み
- 編み地の高さ
2つが合わないと、感じる方もいらっしゃるかも。
くさり編みが原因?
実際に編んでいるところを見てみないと、わかりませんが…
- くさり編みの大きさ
- 編み方の加減
この二つが合っていないことが原因です。
直すポイントは、
- 編む作品
- 編む癖
によって
- くさり編み
- 編み方
どちらを直すか変わってきます。
原因は、人によって違うということ。そして、くさり編みだけが原因ではないこと。
かぎ針編みの「基本」が大切です。くさり編みは簡単だけど、重要なんだな〜と、わかっていただけたら嬉しいです。
くさり編みの重要性と謎をサクッと解決したいなら
対面レッスンで、解決。
「本を見ても、動画を見ても解決できなかった」という方が、レッスンに参加してくださることがよくあります。
レッスンでは実際に編んでいるところを見ながら、お話しできるので、1度のレッスンで解決される方もいらっしゃいます。
かぎ針編みは、基本を覚えると、すごく楽しいハンドメイドです。理解することで、作品の幅が広がります。
「最初に習う!」が、私のおすすめ。楽しい編み物時間を過ごしてくださいね。