刺繍糸で遊ぼう!ちょっと残った刺繍糸の使い道〜大人も子供も楽しい簡単レシピ〜
色が豊富で綺麗。その上、1束が買い求めやすいお値段の刺繍糸ですが、余った時はどうしていますか?
増え続ける ちょっと残った刺繍糸
刺繍好きさんも、刺繍以外の用途で刺繍糸を購入した方も、ちょこっと残った刺繍糸が捨てられない。「可愛い」「綺麗」と言って取っておくと、ちょこっと残った刺繍糸は、使い道が限られていて、どんどんたまっていきます。
その刺繍糸たちを活かしてあげる方法をご紹介します。
「可愛い」「綺麗」を楽しく活かすことができるので、新たに刺繍糸を購入したくなるかも。ちょっと残った刺繍糸の無限ループに注意してくださいね。
よく聞く「ちょっと残った刺繍糸の使い道」
刺繍糸の使い道は、
- 刺繍糸を集めて、タッセルにする
- ウッドビーズを土台に、巻玉を作る
- かぎ針で、編む
などなど…どれも可愛く出来上がります。他にもたくさん、ちょっと残った刺繍糸の使い道があると思いますが、その際
- お裁縫が苦手な方
- 巻玉を綺麗に巻くことが苦手な方
- かぎ針編みをしない方
などは、ちょっと困ってしまうこともあるのではないでしょうか?
誰でも楽しく作れる、刺繍糸の使い道を考えました。お子様と一緒に楽しく作っていただけますよ!
誰でもできる!簡単な刺繍糸の使い道「ヘアゴム」
まずは材料を準備します。お家にあるものや100円ショップで揃うものばかり。
たくさん作ってお友達にプレゼントをしたり、バザーに出品するものとして、みんなで作る。そのくらい、手に入りやすい材料で、とても簡単。個性も出るのでおすすめです。
100円ショップで揃う材料
- 布(包みボタンのセットの中に、必要な大きさが書いてあるので参考にしてください)
- くるみボタン(大きめの方が扱いやすい)
- ちょっと残った刺繍糸(60センチ1束程度)
お家にあるもので揃う材料
- ヘアゴム(輪になっていないもの)
- ボンド
おすすめの刺繍糸の使い道 ヘアゴムの作り方
先にざっくりと文字で説明をしておきます。
- 材料を準備
- くるみボタンのセットの中に書いてある、必要な大きさに布を切る(くるみボタンの大きさプラス3センチくらい)
- 刺繍糸を1本ずつ取り出して揃える
- 刺繍糸を布の幅に合わせて切る(短くなりすぎないように注意して、何度か折ったり、輪になった部分を切る)
- 布の表を上にして置き、その上に刺繍糸を置く
刺繍糸を置くときの注意点
- くるみボタンの大きさを確認する
- 端に置かない
- 1箇所に集中させない
- はめるために使う道具を刺繍糸の上に置く
- 糸が端にないか、集中しているとところがないか確認したら、ひっくり返す
- くるみボタン置いて押してから、道具にはめたまま、表がイメージ通りになっているか確認する
- 糸の位置を変えたい場合、このタイミングで修正する
- 表がイメージ通りになったら、裏側の布や糸を中心に向かって倒す
- 裏側をはめたときに、糸がたるむことがないよう、糸と布を整理する
- ボンドを少しつけて、くるみボタンの裏側をはめる
- ヘアゴムを通して結ぶ(結ぶ前に小さなくるみボタンを作っておいて、一緒に通すのもおすすめです)
刺繍糸の使い道「アレンジ編」
ブローチやマグネットに仕立てる方法をご紹介します。
「ブローチ」「マグネット」も刺繍糸の使い道してお勧め
・ペンチを使います。
ブローチもマグネットも、まず最初にくるみボタンについている、足の部分をペンチで取り外します。かなり力のいる作業なので、怪我に注意してください。
簡単かわいい「ブローチ」
・ヘアゴムの代わりに、ブローチピン
100円ショップで、いくつか入っているものが、ビーズなどのコーナーでみかけます。
足を外したくるみボタンで、ヘアゴムの時と同じように、途中まで作ります。ゴムを通す場所を取り除いた部分に、ブローチピンをボンドで貼り付けます。
*この時つかうボンドは、金属がつくタイプを選ぶことをお忘れなく!
ボンドがしっかり乾いたら完成です。
実用的で可愛い「マグネット」
・ヘアゴムの代わりに、丸いマグネット
100円ショップで、たくさんくっついてセットになっているものが、文具コーナーに並んでいます。
丸いタイプは、強力なものしか見かけたとこがありませんが、もしタイプを選ぶなら、迷わず強力なタイプを選んでください。
あれば、フェルト。または布(大きさは、くるみボタンと同サイズ)
裏側に使いますが、なくても大丈夫。あると、使う場所に黒ずみや、傷がつきにくくなるので、保護の目的で使います。
足を外したくるみボタンで、ヘアゴムの時と同じように、途中まで作ります。裏側の真ん中に、マグネットを貼りつけます。
*この時つかうボンドは、金属がつくタイプを選ぶことをお忘れなく!
その上からフェルトを貼り付けます、そのとき、ボンドはマグネットの部分と、くるみボタンの裏側に1周つけます。フェルトを真ん中に置いてから、くるみボタンの裏側に、フェルトを埋め込むように押し込みます。竹串などを使うと作業しやすくなります。あとはボンドがしっかり乾いたら完成です。
「刺繍糸の使い道」おすすめ!を詳しく解説している動画
上記に文字で説明したことが、動画にまとめてあります。ぜひ参考にしてください。
部分的にみたい方は、下記を参照してください。
- 材料の確認 0:20〜
- 刺繍糸の扱い方 0:40〜
- 共通する刺繍糸を使った包みボタンの作り方 1:05〜
- ヘアゴム 5:28〜
- ブローチ・マグネットの下準備 6:21〜
- ブローチ 7:02〜
- マグネット 7:23〜
ちょっと残った刺繍糸の使い道〜まとめ〜
誰でもできる、刺繍糸の使い道はいかがでしたか?残った色を集めたらカラフルすぎて、量だけではなく、色合わせで困ったことがある方もいるのではないでしょうか。けれど、この方法なら、カラフルなことがプラスになり、とても可愛いヘアゴムなどが出来上がります。
タッセルの作り方がわからなくても、お裁縫が苦手でも、かぎ針編みをしたことがなくても、誰でもできるので、ぜひお子様と一緒に、お友達と一緒に楽しみながら、たくさん作ってくださいね。
最後にプラスα
刺繍糸に限らず、毛糸やりぼんを使うと、雰囲気が変わって個性的!
毛糸を使う場合は、硬い毛糸と太い毛糸は、くるむときにしっかりはめることができなので、お勧めできません。リボンを使う場合は、何枚も重ねてしまうと、分厚くなるので注意しましょう。
ちくちく刺繍時間を楽しんだあとも、綺麗で可愛い刺繍糸の使い道を見つけて、糸に癒されましょう。