かぎ針編み《YouTube》動画を復習に活用
私は、YouTuberではありませんが、YouTubeのアカウントを持っていて、動画を公開しています。動画のほとんどは、かぎ針編みと、刺繍の基本的なこと。特に、コンセプトも何もなく今まで動画を公開してきました。
2024年からは、「生徒さんの復習動画」というコンセプトで、不定期に動画を配信していきたいと思います。「生徒さんの復習動画」というコンセプトは、ちゃんと理由があるので、その辺りのお話をします。最後に今、公開している動画をHPに纏めてあるので、リンクを貼っておきます。
本題である《YouTube動画を活用するタイミング》を、この記事から汲み取っていただけたら嬉しいです。
私のYouTubeチャンネルは、こちらから。
お教室に行って習う理由NO,1
私のお教室にいらしてくださる生徒さん方は、みなさん(自称)初心者さんです。初めてかぎ針を持つ方から、ご経験がある方まで様々ですが、共通なことは、「基本を学びたい」という気持ちです。
初めてお申し込みくださる方の多くが、
- 本
- 動画
を見て、『チャレンジしてみたけれど、難しかったので、習うことにしました。』とおっしゃいます。この理由がなぜ多いのかというと、かぎ針編みって、文章と写真だけでは解説しきれないことと、動画は一方通行で見たいところが見えず、聞きたいことが解説されていないこと。
私はオンラインレッスンを開催していますが、リアルタイムなので、「こっち側を見せてもらえますか?」「この部分を見ていてくださいね」など、会話が可能です。そのため、動画でレッスンを受けることとは、状況が異なります。
対面レッスンの場合は、生徒さんが黙々と編んでいるのを、色々な方向から見ます。そうすると、それぞれの癖が見えてくるのです。大事だと思うことを、必要なタイミングでお伝えしています。
一歩通行ではなく、質問ができることは、1番良いの学びの環境なのだと思います。
今”0”なら、動画ではなくお教室へ
多くの生徒さんが、0からスタートします。0からであればこそ、習って基本を学ぶことで、上達の近道だと、私自身が実感しています。例えるなら、真っ白な紙に淡い色を塗ると、塗った色がそのまま色になりますよね。ところどころに色がある紙だと、違う色が混じったり、違う色を消す必要があったりします。それと同じことが、基本を学ぶ過程でおきるのです。
ですが、すでに編めている方はお教室に通うと、今の自分の知識にプラスαすることができます。ただ、編めている方が、あえてお教室に通って基本を学びたいと思うのは、『なんとなく編めているけれど、何か違う気がする』という不安感。意外と多い、理由だったりします。それくらい、かぎ針編みは【ちょっとした基本】が多いです。
お忙しくてお教室には通えない方も、もちろんいらっしゃるので、あくまでも【私個人の意見】と思ってくださいませ。それから、「なんとなくでも編めればいい」という方は、YouTubeの動画を見て、真似しながら、作りたいもにチャレンジしてみてくださいね。
「せっかく編むなら、綺麗に!」とか、「長く趣味として楽しみたい」という方は、ぜひ基本を学んでほしい。せっかくですもの。かぎ針編みの基本って、最初が難しく感じやすいのですよ。それを説明してるれる人がいたら、応用は無限大だから楽しい!そうなった時には、YouTube動画の数々が、たくさんのアイデアをくれると思います。
復習に使っていただきたい理由
私のお教室の生徒さんのお話を聞いていると、『習ってから、動画を見るとよくわかる』とおっしゃいます。「どうだったっけ?」を、思い出させてくれるものになっているんです。
例えば、長編みを編む時に、
- 糸を引っ掛けて
- 編み付ける位置に針を入れて
- 1本糸を連れてくる
- 針に3本糸がかかった状態で
- 引っ掛けて2本抜く
- もう1度引っ掛けて2本抜く
- これで長編み1目が編めました。
「糸を1本連れてくるのは、どこまで?」と思ったら、動画を見て確認できる。説明の1部分が思い出せない時に、動画を見て説明を聞き、なるほどと思い出す。
1つの編み方でも、長編みの場合は、ざっくりと7段階で説明をしてるので、(もっと細かく説明している場合もあります。)0スタートの方が、この工程を飲み込んでいくのは、かなり情報量が多いです。その都度動画を止めながら進むとなると、めんどくさくもなるでしょう。流しっぱなしだと、流れていってしまう部分があるのは、勿体無い気がします。(涙)
お教室で習って、より自分のものにしていくために、動画を活用していただけたら嬉しいな。生徒さんにとっても、いつも私が説明して進んでいくのと違い、動画で復習すると、『自分で編めた!』という自信になるんですよね。それは、すごく大事なことなので、推奨したいです。
YouTube動画の再生リスト
《基本の編み方動画》は、こちらのブログ記事に纏めてあります。活用してください。