まっすぐ編めないなら、これが原因?
くさり編みのことについて書いたこちらの記事の続きにもなる、内容を書いていこと思います。
この記事の最後に、「まとめの動画」を載せていますので、文字だとわかりにくい部分は、動画を参考にしてください。
よく聞くお悩み「真っ直ぐ編めない」
平面を編む時に
- 真っ直ぐ編めない。
- どこを拾う?
- どこまで拾う?
など、困っている方は、とても多いですよね。
どんなにゆっくり丁寧に編み進めても、基本と違ったら綺麗には仕上がらないもの。
生徒さんからよく聞くお悩みなので、かぎ針編み初心者さんの中では困ってらっしゃる方が沢山いるのでは?と思います。
ですので、参考になったら嬉しいです。
どこを拾う?
- 細編み→下の段の最初の目
- 中長編み→下の段の2つ目
- 長編み→下の段の2つ目
細編みだけは、下の段の最初の目を拾います。「足元を拾う」という言い方をよくしますね。
細編み以外の編み方は、2つ目を拾います。
立ち上がりのくさり編みは 1? 0?
- 細編みの時→立ち上がりのくさり編み1目は、細編み1目とは数えない。
- 細編み以外→立ち上がりのくさり編みを、1目と数える。
この理由で、拾う場所が変わります。
生徒さんにお伝えしているのは、「細編みだけ特別」
細編み以外は、立ち上がりのくさり編みを1目と数えるので、「細編みだけは違う」と覚えることで解決します。
見た目でわかりにくい時は、立ち上がりのくさり編みを編む前に、クリップ(クリップについて、動画に載せました。)をつけるなどして、覚えていきましょう。
何度も繰り返すことで、見た目で判断出来るようになります。
最初はどこを拾うのか迷うのは、当然のことです。
私も最初の頃、何度も解いて編み直しました。
どこまで拾うの?
下の段が細編み
全部が細編みだけで編む時は、それほどわかりにくくないと思いますが、1つだけ間違えやすいところがあります。
横に向いている、「立ち上がりのくさり編み」を間違えて拾わないように気をつけること。
見た目が変わらないのですが、横に傾いたような位置になっているはずです。
わかりにくい時は、目数を数えてみましょう。
下の段が細編み以外
下の段が、細編み以外の編み方だった時は、要注意です。
編み目を数えると、「もう1目だった」とおもうことが、多いと思います。
こちらの記事に「立ち上がりのくさり編み」の目数について書きました。
その「立ち上がりのくさり編み」が、大事になります。
細編み以外の編み方は、立ち上がりのくさり編みをひと目として数えます。
なので、その「立ち上がりのくさり編み」の一番上のくさり編みに、段の最後の目を編み付けます。
他の編みつける部分と見た目が全く違うので、見落としがちです。
目数を数えてみたけど、1目足りない…
どうしてだろう?と悩んでいるなら、最後の目かもしれません。
《動画》真っ直ぐ編めない「原因解決」
真っ直ぐ編めない原因解決には…
対面レッスンで解決。
本を見ても、動画を見ても解決できなかった…という方が、レッスンに参加してくださることがよくあります。
レッスンでは実際に編んでいるところを見ながら、お話しできるので、1度のレッスンで解決される方もいらっしゃいます。
かぎ針編みは、基本を覚えると、すごく楽しいハンドメイドです。理解することで、作ることができる、作品の幅が広がります。
「最初に習う!」が私のおすすめ。楽しい編み物時間を過ごしてくださいね。