かぎ針編みの基本は、徐々に理解を深める
今、【スヌード】を頑張って編み進めている、Kさん。前回のレッスンで、「1人で、できる気がしない(涙)」と、難解な基本にぐったりしていました。
基本なのだけど、難解な《かぎ針編みあるある》
Kさんを悩ませる【スヌード】は、前半と後半で編み方が違うのですが、後半になると、全員と言っていいほど、頭を抱えます。基本なのだけど、難解な《かぎ針編みあるある》、筒状に編む時の段の変わり目があるからなんです。
- 引き抜く位置
- 次の段になった時の編み始めの位置
どの編み方の時も出てくる内容と一緒に、このスヌードでは
- 細編み
- くさり編み
を繰り返すので、どっちで終わって、どっちで始まる?そんな疑問が出てくるのです。
1回目で、できなくても大丈夫!
なんとなく出来ちゃう方もいらっしゃるのですが、段を重ねるたびに「?」になる方が多いように思います。実際、私自身、かぎ針編みを始めた時にそうだったので、難しいことは重々承知しています。けれど、これがわかると綺麗な編み地が出来上がっていくので、じっくりゆっくり覚えてほしい。
- 基本となる理屈
- 編み図の追いかけ方
この二つを、何度も何度も繰り返しお伝えしています。いろいろな編み方で繰り返し編んで、『だんだんと理解していこう!段の変わり目は、こういう基本があって、じっくり考える必要があるんだ!』と、徐々に理解を深めていけたら、OKです。
スヌードの復習に最適なアイテム
Kさんは、「難しい!」と、言いながらも、諦めずにすごく頑張りました。その甲斐あって、【スヌード】が、完成です!おめでとうございます。下の写真が、Kさんの完成作品。お疲れ様でした。色違いも編んで、復習を頑張るとおっしゃっていましたよ。
スヌード完成後は、ほぼ同じ編み方の、【ハンドウォーマー】を編み始めてくださいました。長編みは、スヌードの時に迷ってしまったところを、しっかりとご自身で修正されました。すばらしい!(拍手)難解な段の繋ぎ目の部分はこれから。レッスンでお伝えしたところを思い出しながら、頑張ってみてくださいね。わからないことは、またレッスンで、繰り返し質問してください。